書評 闘え! コウキくん

闘え!コウキくんは佳作です。2020年以降か否かで大違いです。マンガを好む人であればボクサーに興味が無い人であっても楽しめる作品になってます。逆の考えを持ってる人もおられるな。周知のようにボクシング世界王者井上尚弥、井上拓真そして、執筆された井上浩樹先生についての活躍は説明する必要は無いでしょう。違った意味でもこの作品は伝記を執筆しようとした一般の作家が立ち入る余地を喪失させました。格闘家の普段の生活を執筆されておられるので良い意味で脱力した上で理解する事が行えます。最初の3ページで爆笑しました。81ページの海外遠征で私自身が渡航したのを連想しました。著者近影が90ページなのは少々驚きました。