書評 フランスはとにっき

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フランスはとにっきは佳作です。日本には海外に行った事がある人は多いが逆に一度も海外に行ったことがない人もおられる。海外に行った事があると作品の理解がさらに深まると思います。フランス語を話す外国は数多い。私は過去にカナダのブリティッシュコロンビア州に行ったのみですがケベック州からブリティッシュコロンビア州にやってきた人が多く現地にいてフランス語を普通に喋っておられたのを連想しました。人によったら渡仏した友人や親せきがいるかもしれないから比較するかもしれない。読んでると心配するようなお話にもなってます。居住先の確保は重要なので参考にする人は多いと思う。斬新だったのはかの地の犯罪者と戦ったお話です。
第二巻も上手く日仏の比較が行われてます。海外で販売されてる生鮮食品は品質が良くない場合も多いようで慎重に選ぶ必要があるようです。海外の小売店に行くと向こうなりのやり方があるのを連想された人も多いのではないでしょうか?半ば周知されてますが紹介されてたフランス製のビスケットはおいしく日本でも市販されてます。日本のTVだと海外の犯罪者については大規模でない限りは頻繁には報道されないが藤田里奈先生が紹介された点は重視すべきです。良い同居人のチナツさんと出会えたことは幸せだったようです。この作品を機会に関東の人は近畿の人を見直してくれるかな?書き下ろしも佳作で2015年の事件についても述べられてました。
ギリシャ旅行記も含めた第三巻も日本人からしたらFOU(狂った男性)やFOLLE(狂った女性)が紹介されているのかも?37ページで私は爆笑しました。あのテレビ番組を連想した人は多いと思います。私はカナダで事実上の地下鉄(トランスリンク)やバスに乗った事を連想しました。損を覚悟の上で一日乗車券ばかり購入してました。自動改札機が機能してたから検札は無かったです。日本の近鉄特急の検札の方がパリよりも厳しいのかも?海外における観光地の楽しみ方は言葉の壁もあって難しい事が多い点も連想しました。始りが終わりで終わりが始まりのような作品ではないでしょうか?後に担当の格闘司書さんと藤田先生は渡仏されたそうです。
— 格闘司書 (@kakutou_shisyo) 2017年10月21日 ">